玉川学園の情報をお知らせする「玉川つばめ通信」のデザインを担当しています。発行人であるライターの宇野津さんとは、以前『家事がしやすい部屋づくり』という本でご一緒しました。お一人で取材、執筆して基本的に毎月発行、すべては自分が住んでいる街をもっと素敵で楽しい所にしたい！という思いから。玉川学園には何のゆかりもない私ですが、素敵な活動だなと思い、お手伝いさせて頂くことになりました。玉川学園で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

もう５月も下旬ですが、4月観に行った展示など

「山口晃展　前に下がる 下を仰ぐ」（水戸芸術館）
ローザス「ドラミング」（東京芸術劇場）

山口晃展は全く何の予備知識もなく、夫の希望で水戸へ日帰りで。
一度実際に観たいと思っていたローザス。コンテンポラリーダンスと言えばピナ・バウシュぐらいしか観たことがなく、どうしても比較してしまう。ピナ・バウシュが、がーんと頭を殴られたような感じとすると、ローザスはきれいなものを見ていい時間を過ごしたな、という印象。

少し前になりますが、イラストレーターみやしたゆみさんのリトルプレス『yohaku to hibi to』を前号に続きデザインさせて頂きました。毎回、数種類の紙、印刷方法を用いて制作されていて、みやしたさんが１冊１冊丁寧に製本しています。今回の表紙は白い紙にタイトルが空押しされています。冬の号なので真っ白にしましょうということで。

『毎日使いたい刺しゅう小物』（佐藤ちひろ／学研）のデザインをさせて頂きました。著者の佐藤さんのご希望で、刺しゅう部分をものすごくアップで撮影しています。どれだけ寄って拡大しても一針一針が美しく、驚かされました。ポーチ、ハンカチ、トートバッグなど手持ちの小物に初心者でも気軽に刺せる図案が掲載されています。

昨年カタログをデザインさせて頂いた紙ものブランドの展示販売が西荻紙店で４／２６まで開催中。上の画像は、写真を入れて贈ったり、分類して保存したり、フォトフレームとして壁に飾る（吊るす）こともできる「フォトぽち」。他にも「ぶらぶら・こうもり」や「マグぽち」など名前だけでも楽しい商品がいろいろありますよ。ひとつひとつの商品にデザイナーのぐちようこさんの愛情がたっぷりと注がれています。ちなみに“よしよし”は小さい子の頭をいいこいいこするときのあの“よしよし”です。

http://yoshi-yoshi.info/